岩槻高校が新シリーズを始めた。
その名も
「今日の密着」。
先生の一日を追っていき
最後に何の先生かが
わかる構成だ。
カメラワーク
音との連動
画像効果
などの撮影・編集技術も
見事だが
一番注目すべきは
「クライマックスが最初ではない点だ」。
SNSにおいて
最初の3数秒間は非常に重要だ。
わたしはYouTuberで
日々アナリティクスという
分析データを目にしているから
わかるが
わたしの動画を見始めて
最後まで視聴している人は
どんなに良くても
40%以下だ。
そして
離脱した60%の視聴者の
半分以上は
最初の数秒間で
視聴を辞めている。
つまり
冒頭の2~3秒で
インパクトを与えないと
その動画はほとんど再生されないのだ。
それにも関わらず
岩槻高校の動画を最後まで
見てしまったのは
動画全体の質が高いからだ。
もっと細かく言えば
「視聴を辞めるタイミング」
例えるならば「段差」がない。
リール動画において
岩槻高校に追いつくのは
至難の業だ。
(文・塾講師ノグジュン)