北辰テストを「模試」として使う


ほとんどの生徒が

北辰テストを

純粋な「模試」として

使っていない。

 

おそらく

以下の2つの目的のために

北辰テストを使っているはずだ。

 

・私立の基準をクリアする

・どの公立高校を受けるかの目安

 

確かに上記の2つも重要だ。

むしろ1番重要だ。

 

しかし、北辰テストは

「模擬試験」だということを

忘れてはいけない。

 

何の模試か?

もちろん公立高校入試だ。

 

北辰テストの形式は

公立高校入試そっくりだし、

何より、

北辰テストホームページの

「服装と持ち物など」には

以下のように書かれている↓

 

服装
中学校の制服を

着用してください。
(入試本番の緊張感と雰囲気を

保つためにお願いしています。)

 

これは、北辰テスト側が、

「北辰テストは公立入試の模試」

と言っているようなものだ。

 

では、なぜ「模試」として

北辰テストを受けなければ

いけないのか?

 

それは、もちろん

入試当日の点数を上げるためだ。

 

確かに

公立高校入試において

学校の成績(通知表)

は非常に大事だ。

 

しかし、

当日のテストが

うまくいかなければ、

せっかく頑張って獲得した

内申点が無駄になってしまう。

 

そこで、

北辰テストを

公立高校入試に役立つように

活用する必要がある。

 

そのためには

北辰テストの過去問の使い方

にもっとこだわらなければ

いけない。

 

実は、ほとんどの生徒が

北辰テストの過去問を

効果的に使っていない。

 

そもそも

過去問を買っていない

生徒もいる。

 

4月北辰テストの当日に

Twitterアンケートを

したところ、

約25%の生徒が

過去問を全く解いていない

と回答していた。

 

 

この25%の中には

過去問を買ったが

解いていない生徒も

いるとは思うが、

大部分が

買っていない生徒だと

俺は思う。

 

過去問も安くはない。

経済的な事情で

買えない生徒も

いるはずだ。

 

しかし、それを言ったら

北辰テストの受験料も

安くはないので、

そこに関しては触れない。

 

過去問なしに

北辰テストの点数を

上げることは

困難だ。

 

もちろん、ネットで

過去の埼玉県公立高校入試の

問題をダウンロードすれば、

北辰テスト対策として

使える。

 

しかし、

過去問を探して、

ダウンロードして、

印刷する手間がかかる点と、

解説が無い点を考えれば

現実的ではない。

 

そして、

公立高校入試の直前期に

解く過去問がなくなるという

デメリットもある。

 

やはり

過去問を購入した方が

対策しやすい。

 

発売~4月北辰テストまでに

過去問を買わなかった

生徒の行動パターンは、

以下の2パターンになる。

 

・過去問を買わずに

 公立高校入試を迎える

・北辰テストが本格化する

 7月~9月に購入する

 

買わない生徒は

ある意味潔いので

特にアドバイスは無い。

 

問題は

後から買う生徒だ。

 

その場合、

既に終わってしまった回の

過去問は手つかずで残る。

 

そのこと自体は

何の問題もない。

※解く問題が増えてラッキー

 

問題は、

「過去問を解く」

という経験をせずに

北辰テスト当日を迎え「続けて」

しまったということだ。

 

過去問は

「慣れ」以外にも

多くのものを

与えてくれる。

 

そこに気づくと、

過去問演習の質が

一気に上がり、

結果として

公立高校入試で

大きな恩恵を

得ることが出来る。

 

次回のテーマは

公立高校入試を

意識した

過去問の解き方だ。

 

 

 

 

 

 

 

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