定期テストは超重要


埼玉県の中3には

悩ましい問題がある。

 

定期テストと

北辰テストの

間隔が狭くて

手が回らない

という問題だ。

 

ここに

英検や漢検などの

検定が入ってくる場合

さらにスケジュールは

厳しくなる。

 

そして、秋からは

北辰テストが

多くの生徒にとって

実質的に強制受験になり、

かつ

(実際は1学期も大事だが)

定期テストの重要度が

増すため

生活が勉強まみれで

しっちゃかめっちゃか

になる。

 

しかも

秋から冬にかけて

受験生としての

不安や焦りも

高まっていき

「もうアカン」

という精神状態に

なる生徒もいる。

 

そうなる前に

「定期テスト」と「北辰テスト」

のどちらが大事かを

はっきりさせておく必要がある。

 

【定期テストと北辰の重要度】

①中1から中2

→100%定期テストが大事

②中3の1学期

→99%定期テストが大事

③中3の2学期

→95%定期テストが大事

④中3の3学期

→100%入試当日が大事

 

基本的に

定期テストの方が

大事だが、

ごく一部の生徒にとって

北辰テストの方が

大事だ。

 

これを理解するためには

埼玉県の高校入試制度を

知る必要がある。

 

【埼玉県の高校入試制度】

・公立高校

→当日のテスト+通知表

・私立高校

→通知表か北辰の偏差値

 

ここからわかることは

公立高校の合否に

北辰テストの成績は

一切関係がない

ということだ。

 

もちろん、入試当日の方が

通知表よりも重要視されるので、

公立入試と問題がそっくりな

北辰テストに

慣れておく必要がある。

 

北辰テストが不要だと言う

つもりは全くない。

(※むしろガンガン対策して欲しい)

 

しかし、

「合否」に影響するのは

通知表なので、

定期テスト>北辰テスト

になるのは当然である。

 

難しいのは

私立高校の方だ。

 

通知表と

北辰テスト

両方が基準になる。

 

ここでのポイントは

「両方ではなくどちらか」

であるということだ。

 

学校の成績が良い生徒は

通知表で、

実力テストの方が

得意なタイプなら

北辰テストで

基準をクリアすればいい。

 

そして、

高校や生徒にもよるが

通知表よりも

北辰偏差値の方が

基準が緩やかなケースが

多い。

 

だから

埼玉県内の中学生は

中3になると

「北辰、北辰」と

うつろな目でつぶやく

北辰の亡者みたいに

なってしまうのだ。

 

話を戻そう。

 

③中3の2学期

→95%定期テストが大事

 

これの残りの5%にあたる

「北辰テストの方が大事」

な生徒は

以下の5つの条件が

全て当てはまる生徒だ。

 

【北辰テストの方が大事】

①時期が中3の秋

②第1志望が私立高校

③公立高校を確実に受けない

④第2志望の私立高校の基準

 をクリアしている

⑤第1志望の私立の基準に

 まだ届いていない

→内申では絶対に無理

→北辰なら行けるかも

 

もちろん、

定期テストの勉強が

おろそかになって

私立の出願基準を

クリア出来なくなっては

元も子もないので、

定期テストの勉強の

手を抜いてはいけない。

※通知表で2を取ったら

ダメとかある

 

しかし、

定期テストも

北辰テストも

どちらも全力で

対策する余裕が

どうしてもない

生徒もいるはずだ。

 

自分にとって何が

一番大事かを

決めておくだけで

心が少し楽になる

かもしれない。

 

また、ノグジュンが

マスクド先生2号塾長と

北辰テストについて

対談している動画もあるので

ぜひ参考にして欲しい。

 

「北辰テスト多すぎない?」

(マスクド先生2号の高校受験必勝法)
https://www.youtube.com/watch?v=fP5jx5fPuEc

 

 

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